こちらでの犯罪や汚職に実質「無処罰」状態ということを何度か書きましたが、犯罪者がブチ込まれたちょー満員状態の刑務所では、禁止されたブツのお持込が絶えないようで、ほとんど規律が保たれないようです。例えばナタウ(クリスマス)などで囚人が一時釈放される機会も多く、その間を利用してひと稼ぎしたりトンズラしてしたりしてしまうこともしょっちゅう起こっています。そして以下のような例もあります。前回エントリーの、フォルタレーザで無実の市民が警官によって誤射された事件と同時期に起こったことです。
フォーリャ・デ・サン・パウロ紙によると、サン・パウロ警察は、精神異常者で受刑者となっていた36才のホザーリオが13才と14才の兄弟を性的に虐待・殺害したと自白していることを認め、彼が収監されていた病院から一時釈放を許可された10回のうち4回を利用して、少なくても11人の児童を襲って性的にイタズラし、他にも殺人をしているのではないかと疑っています。これら殺されずにすんだ11人の子供たちは9才~17才で、兄弟が殺害されたカンタレイラ山中で襲われたとしています。そして、首実検をすでに終えた5人の子供たちがこの容疑者を、彼らを襲った人物として認識しました。
容疑者のホザーリオは、窃盗や殺人、性犯罪によって、すでに(一時釈放禁止措置をとっている)タウバテの刑務所で受刑者となっていましたが、二人の精神科医の診断調書によって、刑務所管理局がタウバテからの移送を許可し、06年9月以来、フランコ・ダ・ホッシャの精神病院で段階的な仮釈放のための治療を続けていました。しかしながら、刑務所管理局は、どのような基準によって受刑者に週末の一時釈放を許可したのか明らかにしていません。
ホザーリオはこの最後の段階として、06年11月から毎週末に家族のもとへ帰ることを許可されていたのです。そして最後の一時釈放が9月21日でした。その翌日、彼はナイフで兄弟を殺害したと警察で自供したのです。しかし11人の児童に性的イタズラをしたことについてはまだ認めておらず、警察は共犯の有無も含めて調査中です。「犯行について、彼は泣きながら殺害状況を話しました」、と取り調べた殺人・警護部の責任者が語ります。ホザーリオは兄弟の殺害日と同日に、彼に襲われたという3人の子供の通報によって26日に逮捕されました。同地で他に発見された4人の死体(骨)については捜査中ということです。
担当した別の責任者によると、ホザーリオは盗みをするというよりも子供に性的イタズラすることを好み、ランダムに子供を物色していたとします。彼は石やナイフで脅して犠牲者たちを現場へ連れて行き、服を脱がして手を縛りつけ、兄弟の一方を服で目隠ししてもう一人を犯したとします。さらに彼がなぜ殺したということについて、彼(兄弟の兄)がライオンと獣がお前を捕まえる、と言ってオレをだまそうなどとバカなことをしたからだ、と自白したと責任者は言います。そして二人をナイフで殺し、そのあと性行為に及んだとします。
このあと、29日のフォーリャ・オンラインによると、ニュースで事件を知った母親が通報するなど、さらに8人の子供が容疑者を認識し、そのうちの二人が8月の日曜日に性的なイタズラを受けたようです。容疑者はこれらの子供たちにも武器を持っているように装い、携帯で写真を撮っていたとしています。そしてこの時点まで、少なくても21人が犠牲者になったと考えられているようです。
なお、上の問題によって取調べを受けることになった、受刑者ホザーリオを診断した精神科医の一人は、移送を許可したのは判事であって、(彼の)調書では、フランコ・ダ・ホッシャの病院に「監禁状態」で送ってもよいとしたが、段階的な仮釈放のための治療をするとは知るはずもなかった、としています。その場合、同病院の独自のチームによって診断・評価されるべきであった、と言います。移送を許可した判事も(当然)事情聴取されるはずで、まあ、なんと言うか、責任の投げあいが始まっとりますね。そうそう、余計なことながら、「ブラジルの混沌-汚職」でおなじみのヘナン・カリェイロス上院議長のことですが、なんと、様々なわけのワカラン政治的取引によって、いまだに生き残っています。さすがですね。
そして皆さんがもっと知りたがっていたと思えることのひとつ。ジュッセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルース(「ジュセリーノ」)の予言について、たった今放送された、TVグローボ局の「ファンタスチコ」で、事前に彼があっちこっちに送っていたと主張する「予言」を証明する書類が捏造されたもの、すなわちイカサマであったことが暴露されました。これについては、このテキストについてのエントリーをアップするつもりです。


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天皇ヒロヒトこそ最たる売国奴…