実はこちらのネットの情報から、今年3月の時点でジュッセリーノの「予言」を書いた手紙がデッチアゲであることは知っていました。日本語のサイトでもジュッセリーノのうさんくささを指摘した記事があったようです。このころ2チャンネルなどでは、「ジュッセリーノの予言」がカーニバル状態だったようですね。次のビデオ「ファンタスチコはブラジル人の予知(予言)を調査する」の話について、適当ながら意訳しておきました。
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たぶんあなたはジュッセリーノ・ノーブレガ・ダ・ルースという、TAM航空の事故や911テロのような大惨事を事前に当てるという男のことを聞いたことがあるでしょう。「ファンタスチコ」は自らを千里眼と主張するこの男を調べました。「私は(未来に起こる)危機を知らせる声を見聞きし、しなければならいことをする。それを記述しつつなにが起こるのか、それを書いている」、とこの男は言います。
パラナ州の住人、ジュッセリーノ・ノーブレガは9才のときから予言を書いていますが、最近、その一つが非常に有名になりました。それは7月にTAM旅客機が事故を起こしたとき、ジュッセリーノが06年10月23日付けで、つまり事故の9ヶ月前にサインしてTAMへ送られたとする、3054便がコンゴーニャス空港で衝突する可能性を書いた手紙がネットに出回ったことです。
「同じようなやつを見た。06年10月22日に見てから23日に書いた」、と彼は言います。ジュッセリーノは夜、寝ているときメッセージを受け、ちょうど一年前に起こったGOL旅客機とレガシー・ビジネス機の衝突を予知したとします。04年にアジアで起こった「ツナミ」に関してや、アメリカ政府へ送った夥(おびただ)しい手紙もあります。
「私はマンハッタンのツインタワーにテロ攻撃が起こるところを見た」、とジュッセリーノは言います。このため彼は、アメリカ政府がイラク侵攻後、サダム・フセインの隠れ場所の情報を提供した者に約束された2千500万ドルの賞金を得るため、訴訟を起こしました。送った手紙が証拠だと彼は主張します。
「(アメリカは)私の情報を使ったのだ」、と彼は言います。サダムは、手紙にあるようにチクリット(Tikrit)で捕獲されたと。「最初の提案は2千5百万ドルではなかった。なぜなら賞金に興味があったからではなく、実際は社会的な貢献をすることに興味があったからだ」、とジュッセリーノは言います。
人々がネットを通じてジュッセリーノの予言をだんだん真剣に聞くようになったため、「ファンタスチコ」は検証することにしました。最初は、彼の手紙が鑑識専門家の目をごまかせないことです。「彼はやたらめったらハンコを押すのが好きです。確信して言えますが、不用意な間違いを犯しており、彼は実際のところなにかを予想したのでしょうか」、と鑑識専門家のオルランド・ガルスィアは話します。
ジュッセリーノは郵便局の受取証を、送付された手紙の証拠としています。しかしそれは、手紙の中身が「予言」であるということを保証しません。例えば彼の手紙の一つが04年に送った、当時のサン・パウロ市長のマルタ・スープリスィー宛で、その3年後である今年の1月12日に起こったメトロ(地下鉄)の陥没事故についの予言でした。
この手紙の登録について注目しましょう。「この書類にある登録証明は、実際にはなにも証明していないし、それどころか事故の起こった10日後になされたものです」。鑑識者は他のバカげた誤りも指摘します。手書きされたTAM宛のスタンプだらけの手紙には、あたかも異なる二ヶ所から差し出されたようになっています。その一ヶ所は彼の住むサン・パウロのアーグァス・デ・リンドーヤで、サインのある場所には、彼が住んでいたミナス州のポウゾ・アレーグレが記入されている、とします。
この手紙の中身について鑑識者は、手紙が登録されたあとからジュッセリーノのサインがなされた形跡を見つけています(予知を書いた手紙の日時を証明する方法は、カルトーリオ(cartorio:文書登録登記保管所)に書かれた書類を持ち込んで、その日時などをハンコでペタペタと押してもらい、しかるべき責任者のサインが必要となります。そしてスタンプの上にあとで書かれた文字が乗っかっているということです)。「あとで追加された記述のある書類は違法です。そうじゃないですか?」、と別の鑑識者であるマリーア・ガルスィアは言います。「我々はこれらの手紙を、かなり雑に作られた偽物と判断します」、とオルランド・ガルスィアは結論します。
次の質問は、では受取人たちは?で、彼らはこれら千里眼の手紙を受け取ったのかな?答えは否です。ブラジリアのアメリカ大使館とサン・パウロのTAM社は、ジュッセリーノのいかなる予知の手紙も受け取っていないと言います。現在は観光相であるマルタ・スープリスィーも受け取っていないし、彼女の当時の周辺にいた職員も受け取っていません。すでにジュッセリーノとTV番組で会話したアンナ・マリーア・ブラーガ(タレント)が、ジュッセリーノが予知によって彼女のガンに関して警告したという手紙についても、彼女はなにも覚えていないとしています。「私はあなたの本の130ページに書かれているあなたの手紙を受け取ったこともないし、その機会もありませんでした」、と彼女の番組の中でブラーガは証言します。
誰もジュッセリーノの予想を受け取ったことなど覚えていません。彼が自分をそう呼んでもらいたいらしい「ジュッセリーノ先生」は、すでに重要な予想を外しています。それはアウキミンが06年選挙の大統領に選ばれて、同じく去年に、バチカンのベネディクト16世がテロにあうといったことです。「私は神ではないので、100%当てることはない」。でもジュッセリーノは神でないにもかかわらず、最近、霊媒師としての仕事を始めています。彼がサン・パウロへ来たとき、ヴィラ・マリーアの家で「ジュッセリーノ先生」が客に応対しているところを隠しカメラで撮りました。
最初に「ファンタスチコ」のスタッフ、フェルナンダがテストします。息子が一人いて乱暴して歩き回ると「ジュッセリーノ先生」に訴えます。千里眼によって彼女がテレビ局のニセ相談者で、息子がいないと当てることができるでしょうか?「悪い同伴者です。彼には悪い同伴者がいます」、とジュッセリーノは言います。「相談者が話し始め、私が(霊能力によって?)相談者を開放すると、はめ込める(解決するために必要となる?)言葉がその過程で出てきます。多くは、あるいはほとんどの場合は、神のおかげによって私は言い当てています」、とジュッセリーノは言います。「あなたは母親と息子という関係ではなく、友達として息子に接しなければなりません」。千里眼の男はそうアドバイスします。
「ジュッセリーノはどのような(職業)資格によって個人的な問題に関して相談を受けているのでしょうか。私にはわかっていますが、相談のためにどんな費用を請求するのでしょうか?」。精神科医で哲学者のジャイーメ・ホイチマンが(ジュッセリーノの仕事について)疑問視します。ジュッセリーノは15分の相談について25へアイス請求します。「一人につき25へアイス(寄付を)集めますが、払ってもらっているのではありません。寄付したくない人については強制していません」、とジュッセリーノは言います。彼は相談者の家にネガティブな負荷があるとします。「悪いエネルギーを持っている」。
どうしたらいいのでしょうか?相談者は質問します。「引越しするか、または家にある(悪い)エネルギーを駆除します。もしそうしないと、あなたの生活は破壊されるでしょう」。ジュッセリーノは相談者に、部屋の横にいる別の男の助けが必要だと言います。「あの問題は深刻です」、とジョアン・カファレリが口を開きます。「私が『霊体』を外へ追い出さなければならない」、とジョアンが言います。「なんのこと、霊体だって?」、と相談者が質問します。「スピリット(霊)!家の中で死んでからそこから離れないで、そのスピリットが住んでいる人に悪さをするんです」。ジョアンが応えます。そして支払いの話になりました。「この相談は300へアイスで、私の霊体駆除は2千へアイスからです」、とジョアンが言います。ただの駆除に2千へアイス。もしさらに別の「霊体」がいればさらに高くなります。「もしもう一つ『霊体』がいれば、もう千へアイス必要」。合計すると3千3百へアイスの支払いになります。「この金額は4回払いにできます」、とジョアンが言います。
ここで「ファンタスチコ」のスタッフは、刑法の先生であるカルロス・マジオーロに依頼し、ジョアンとジュッセリーノについて意見を求めます。「ここまで見たところ、明らかに3ヶ月から1年の刑期に相当する詐欺罪となります」。先月、ジュッセリーノが災害の予知をすることによって、サンタ・カタリーナ州のクリスィウーマの住民に恐怖を引き起こしました。「2008年のおそらく9月か10月に、なにがしかの災害が街に起こるだろうと。そこでどんな災害がクリスィウーマに起こるのか彼に聞いてみたのです。なぜなら人々がすごく心配していたからね。そこで彼(ジュッセリーノ)は言ったのです。『自然災害でしょう』と」。ジャーナリストのアジーリアは、このように話します。
「それはたちの悪い冗談であり、それによって街を混乱させるまったく無責任なことです。残念ながら、これらの偽の予言を信じてしまう人々がいますが、実際のところ、彼らは大山師たちですよ」。クリスィウーマの市長であるアントネーリが請け負います。
「ファンタスチコ」は「ジュッセリーノ先生」が連邦警察によって捜査されていることを明らかにします。彼は予言を捏造するために連邦大統領府の文章を偽造したという嫌疑がかけられています。当局によると、ジュッセリーノは難しい立場にいるとしています。


by watch-fr-br
天皇ヒロヒトこそ最たる売国奴…